新大・内野アートクロッシング2001『うちのDEアート』


最近、大学と地域のアートプロジェクトが盛んになってきました。
千葉大のケミプロ、取手のTAPなどその背景には閉塞的な状況を
なんとか打破し「開かれた大学」を目指すという思惑も感じられます。
そのまた背景には迫り来る国立大学の再編統合という危機感もある
はずです。

ところで今回、村上も参加する新潟のプロジェクトですが、最大の
特徴は学生主導で行われている事、企画立案、予算申請、作家との
交渉、地域住民との説明会などを通し、地域や大学をも巻き込んで
いったという点です。

「お金はムリだけど場所とお酒なら出すよ」と言ってくれた酒蔵のオヤジ。
嬉しいじゃないですか。みなさん秋の一日、新潟でアートと美味しい
日本酒はいかがですか。

たび割7きっぷだと東京ー新潟(往復)が10,700円です。
(JR東日本URL)http://www.jreast.co.jp

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> 以下、御案内申し上げます。
> ※転送自由です
>
>  新潟大学教育人間科学部造形表現講座による
>  参加交流型ア−トプロジェクト
>    新大・内野アートクロッシング2001
>       『うちのDEアート』
>        開催のお知らせ
>
>  私たち新潟大学教育人間科学部造形表現講座の活動は、これまで
> 狭い学内に留まりがちでした。しかし、これからは視野をひろげる
> ために、学外で地域住民と、芸術を媒介とした交流をすすめていき
> たいと考えています。
>  このプロジェクトでは、私たちを取り巻く日常に対する意識を広
> げ、さらに、作品(作者)→鑑賞者という一方的な関係ではなく、
> 人と何かを作り出したり、それぞれの思いを語り合える場を提案し
> ます。そういった意識の交流や共有が根本にある「コミュニケーシ
> ョンとしての芸術」を様々な形態で行います。
>  これらのことは、多くの人々が、芸術の新たな可能性を見い出す
> 良い機会となるのではないでしょうか。
> あなたも「うちのDEア−ト」してみませんか?
> 多くの方のご参加をお待ちしております。
>
> ■期間   10月27日(土)〜11月4日(日)
> ■場所   新潟県新潟市内野町     
> ■形態   地域住民と学生が芸術を媒介に多様に関わり合うことを
>       基本形態とする
>       表現媒体・形式は作品展示にとどまらず、各自・各チーム
>       ごと幅広いものとなります    
> ■関連企画
> ○内海信彦氏によるライブセッション
>  ライブペインティングアーティスト。
>  ペルー・ポーランドをはじめ、国内外で特異の技法を駆使して
>  自然の摂理を表出せしめた作品を展開。
> 日時:11月2日(金)15:30〜18:00
> 場所:新潟市西地区公民館 3階ホ−ル(定員150名)
>    025ー261ー0031
> 参加費:無料
>  アートは生きていく上でどんな役割を果たしうるのか。
> 行為としてのアートは、どんな可能性を含むか。アートに
> よって見えてくる人とモノ、人と場、人と人との様々な関
> 係性について。
>  前半はこれまでの作品や実践の報告。
> 後半は学生・参加者を交えたディスカッション。
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> ○堀川久子氏による舞踏パフォーマンス
>  舞踊家・田中泯のワークショップに参加、以後身体気象
>  農場、舞塾と活動。1998年7月に新潟市に活動の拠点を
>  移し、新たな踊りを模索中。
> 日時:11月3日(土)14:00〜15:00
>    11月4日(日)16:30〜18:30
> 場所:川沿いの桜並木
>    商店街から酒蔵の木の下
> 入場無料
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> ○シンポジウム
> 「これでいいのか!?『うちのDEアート』〜芸術と社会の新たな関係〜」
> 日時:11月4日(日) 13:00〜16:00
> 場所:新潟市西地区公民館 3階ホ−ル(定員150名)
>    025ー261ー0031
> 参加費:無料
> パネリスト:
> ★村上タカシ氏(美術家、ア−トプランナ−)
>  学校アーツセンター構想展「IZUMIWAKU Project」や
>  「ヨーゼフ・ボイスと10年」等をはじめ、数々のアー
>  ト・プロジェクトのプランナーとしても活動している。
>  「555 Arts And Act」主宰。
> ★並河恵美子氏(インディペンデント・キュレーター、
>  NPOアート・デリバリー社)
>   立川国際芸術祭2000(2000年10月18日から11月21日)芸術監督。
> ★加藤淳氏(企業、自治体のブランドデザインのプロデューサー、
>  デザインプランナー)
>  ゲストキュレーターとして様々な場で活躍する一方、
>  現在「さんまのスーパーからくりTV(お悩みパビリオン)」に出演中。
> ★丹治嘉彦教官(新潟大学教育人間科学部芸術環境講座)
> ★小池圭子(新潟大学大学院2年 『うちのDEア−ト』実行委員長)
> 司会者:
> ★佐藤哲夫教官(新潟大学教育人間科学部芸術環境講座)
>  町にアートは必要なのか。美術館をぬけだした芸術、全ての生活する
> 人の身近に置かれ、ともに呼吸していく新しい芸術は、どんな可能性を
> 含むか。ワークショップやアートプロジェクトなどの活動が社会におい
> ていかなる役割を果たしうるのか。
>  前半は各パネリストの行ってきたプロジェクトのコンセプトや、実践
> の報告。後半は学生・参加者を交えたディスカッション。
>
>
> ■企画案一覧
> ※各企画により、開始・終了時刻が異なりますので、
>  ご確認の上お越し下さい。
>  また、駅やバス停にマップをご用意しますが、
>  開催期間中、平日は16:30、土日は15:00内野駅集合で
>  各場所を案内します。
>
> @内野駅内、駅前
> 01「成長キノコ」 山際保男、高橋悠、加藤靖司、岡地大輔、飛塚秀樹
> 02「階段(?)」 滝谷美香
> 03「内野DE秘密基地(内野町征服計画step1」 ヒラタヒロヒコ
> 04「鉄と人の立体作品」 飛塚秀樹
> A駅から内野4つ角周辺
> 05「記憶」佐藤陽子
> 06「心地よい身体の解放」 日本画教官・専攻学生
> 07「日本画体験講座」 日本画教官・専攻学生 
> 08「街角オブジェ計画」 郷・橋本教官授業選択学生
> 09「記念⇔写真」 清治高志
> 10「バス停改造計画」 三上賢司
> 11「絵で観る内野・目で見る内野」 杉澤亮
> 12「デザイン科展」 デザイン専攻学生
> 13「ジョ−カ−」 半間道子
> 14「土地の記憶−内野町−」 伊藤希代子
> B跨線橋周辺
> 15「陶芸絵付け体験・器作品展示・試し飲み・利き酒大会」
>    工芸専攻学生   
> 16「明滅」 高橋悠
> 17「石彫作品展示」 市川香苗
> C静田神社周辺
> 18「ようこそ、根っこ美術館へ」 井口貴雄
> 19ワークショップ「神社ぐるぐる びっくり!どっきり!!」
>    美術教育専攻学生、土田康弘、山川みずえ、佐藤幸代
> 20「身近な景色を」 栃倉悟
> D公民館周辺
> 21 内海信彦氏によるライブセッション
> 22 並河恵美子氏、村上タカシ氏、加藤淳氏を交えたシンポジウム
> 23「ストロボライトワーク」 井波百合子
> E西内野小学校
> 24ワ−クショップ「アートで遊ぼう」 美術教育・音楽・書道専攻学生
> F町全体
> 25 堀川久子氏による舞踏パフォーマンス
> 26「つながりプロジェクト」 内山知子、田村奈菜江、長沢直行
> 27「キネティックア−ト体験」 斉藤雅文
> 28「内野DE有名人」 川渕好美
> G町全体
> 39「うちのの横顔」 加藤靖司、金子智美、藤井桂、工芸専攻学生
> 30「ポスタープロジェクト『何かあるらしい!!』」
>    皆川奈緒子、近千絵
>
> なお、最終日の11月4日(日)は、舞踏パフォ−マンスの行われる
> 酒蔵におきまして、18:30頃からクロ−ジングパ−ティを予定し
> ております。
>  おいしい地酒もご用意いたしますので、是非ご参加下さい。
>
> ●主催・共催
> 「うちのDEア−ト」実行委員会
> (新潟大学教育人間科学部芸術環境講座・新潟市内野町)
> ●問合せ先・HPアドレス
> 掾^栫@025ー262ー7062
> yukio@spica.freemail.ne.jp
> http://web.ed.niigata-u.ac.jp/~k98a030g/0.html
> 期間中のみ 070ー5545ー3779
>
>
> 小池圭子<コイケケイコ> 
> 『うちのDEアート』実行委員長
> 新潟大学大学院教育学研究科美術教育専修