◆3.11メモリアルプロジェクト――
MMIX「3.11メモリアルプロジェクト」は「のこすプロジェクト」。今回の大震災では多くのものが失われ、家も跡形もなく瓦礫と化した沿岸の町。瓦礫撤去が本格始動し、何もなかったかのように綺麗に元通りに戻すのではなく、後世に伝える「もの」が必要だと考えています。写真、映像、証言、科学的データだけでは届かない、その場で感じられる・感じられたモノを残すこと、原爆ドームのような役割をするメモリアルなモノが必要です。ありえないところにある漁船やねじ曲がった公共物など超現実な世界をあえて残し自然の脅威などを後世に伝えるプロジェクトです。
協力:仙台市、国立大学法人宮城教育大学村上タカシ研究室)
助成:企業メセナ協議会東日本大震災芸術・文化による復興支援ファンド
311メモリアルデータベースは >>> こちら
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■メモリアルプロジェクト「伝える学校」始まります
「伝える学校」開校
http://311memorial.org/
いま、私たちが感じていること、考えていること。
カタチにして未来へ語りついでいくために。
私たち市民ひとりひとりが発信できる「震災メモリアル」のあり方を、一緒に考えてみませんか?
甚大な被害をもたらした東日本大震災。私たち仙台市民は、ひとりひとりがその当事者となって震災からの時間を過ごしてきたはずです。
いま、私たちが未来の市民に向けてできること。その一つは、震災を経験した当事者として、さまざまな視点から「震災を伝えること」だと考えます。
私たちひとりひとりが、そしてこの街が経験したことを忘れないために、この「伝える」という取り組みは長く、ずっと続けていくことが大切です。
そのために、どういった視点で、どのような取り組みが必要なのか――この「伝える学校」では、これまでに「震災を伝えること」に取り組んできた方々をお招きして、「伝える」ための独自の視点を学んでいきます。そして、その視点を共有しながら仙台市民である私たちができることを考えていきます。ぜひご参加ください。
仙台市震災メモリアル・市民協働事業
(仙台市/一般社団法人MMIX Lab/NPO法人20世紀アーカイブ仙台/RE:プロジェクト)